仙台向山音楽教室 despina.exblog.jp

声楽とピアノの教室をしています!ブログは日記中心です。教室についてのお問い合わせは、こちらまでどうぞ。despina0122@gmail.com


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声楽の練習って?

前回書いた、「ピアノってどれくらい練習すればいいの?」の声楽篇を書こうと思います。

実は(と、書かなくてもプロフィールには書いてありますが)わたしはピアノよりも声楽が専門です。大学は声楽科を卒業しています。

そんなわたしが思う、「声楽って毎日どれくらい練習すればいいの?」というギモンに対する答えなのですが.....

ズバリ、答えはありません!なぜなら声楽は体調がかなり影響するからです。

これは楽器(ピアノ含む)とは全然違う点です。

たとえば、試験前。ピアノだったら、多少熱があろうと風邪を引いていようと練習するでしょう。実際、できます。つらいですけど、できないことはありません。
が、声楽でこれをやっちゃったらアウトです。
喉を壊すだけです。そういうときには何も考えず、枕元に加湿器でもセットしてクスリでも飲んで、早々と寝ちゃいましょう。

もちろん、調子がいいときにはある程度きちんと、発声からはじめて練習しなければなりません。それをやらないと、長く歌えるようにならないのです。肺活量だってつきません。歌う為の筋肉もついてきません。毎日の練習はとても大事です、が.....

とりあえず、声楽を始めたばかりの方を例にとって言えば、きちんとした発声をしていない可能性もありますから、「喉に力を込めて」歌っていたらかならず喉がおかしくなってしまいます。たとえば、カラオケでガンガン歌ったあと、声が掠れ気味になってしまう人などはおそらく「喉で歌っている」状態でしょう。やりすぎると喉を壊しますので気をつけてください。

いわゆる声楽、クラシックの発声法というのは、ドイツ式イタリア式と違いはあるのですが、メジャーなイタリアオペラ等で使われる発声法を「ベルカント唱法」と言います。
ベルカント唱法をひとことで言うと、体で歌う歌唱法、ということでしょうか。喉だけに負担をかけるのではなく、レッスンを続けるうちに徐々に、カラダ全体で歌う方法を覚えて行きます。声量も増え、マイク無しで広々としたところで歌えるようになります。これはなかなか楽しいですよ!心もスッキリです^^声楽家に明るい人が多いのは、常に大声で歌っているからかもしれません^^

これがある程度身に付いて来れば、多少長く歌ってもOKになってきます。自分でわかってきますから、体力の続く限りガンガンやってもらって構いません^^

しかし、最初はなかなか難しいですから、訓練の段階では、個人差もありますけれど、一生懸命声を張り上げて歌う練習は、30分もあればいいと思います。これでも長いかも?
で、理想を言えば、声を出す時間の他に、譜読みや歌詞の読み(イタリア語の場合が多いです)や、意味を考える時間を持てると良いと思います。対訳は、楽譜にも載っていたりすることが多いですが(原典版で無い限り)ひとつひとつの言葉を辞書で調べたりするのも効果的です。
それらを含めて、一回の練習に1時間取れれば、声楽の良い練習になると思います。

そして、案外大切なのは、喉に関する専門のお医者さんを早めに見つけておくこと。「声」専門のお医者さんだったらなおいいです。耳鼻咽喉科とひとくちで言っても、やはりお医者さんにも得意不得意があるようですので、喉のお医者さんが見つかれば、あなたの声楽ライフの、救急箱になってくれるはずです。
それに、喉のお医者さんというのは、わたしの知ってる限り、自分でも歌が好きな方が多いです。そういう意味でも、頼りになることでしょう。

とにかく、声楽はとても楽しいですし、体ひとつでできて楽器代などのお金がかかりません!おまけに心もカラダもスッキリします。大人の方にぜひおすすめです。カラオケ大好きなあなた、カラオケだけでは物足りなくありませんか?カラオケも楽しいですけど(わたしもたま〜に行きますよ^^)狭い場所でマイクを使って歌うだけではあまり進歩がないのも事実。マイク無しで自分の声だけでドーンと歌うのって本当に楽しいですよ〜。

そんなわけで、声楽、やってみませんか?
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by despina | 2009-09-06 10:05 | 音楽教室について思うこと