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仙台向山音楽教室

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花粉症の季節の、歌の練習について

わたしは花粉症です。
スギとヒノキなので、毎年今の時期、ひどい目に遭っています。
できることなら、春の時期の2か月くらい、毎年どこかに移住したいくらいです。

さて
ピアノはあまり関係ありませんが
声楽の生徒さんは
わたしと同じように
春先につらい思いをされている方が多いようです。

去年内科でもらったザイザルを飲んでいるので
昼間の鼻水はそれほどでもないのですが
やはりこの時期、「調子がいい」という風にはあまりなりにくいです。特に喉。

冬から春にかけて乾燥していますし
(みなさま、火事に気をつけてください)
喉にとっては、何かと大変な時期ですよね。

こういうとき、「何か調子が悪い。いつもよりできない」と無理して練習をしても
あまり良い結果にならないことのほうが多いです。
わたしも昔、ずいぶん失敗しました。

いつもより水分を多めにとって、
喉をからからにせず、
余裕を持って練習するのがいいと思います。

もちろん演奏会を前にしているときなんかは
そうも言っていられない場合が多いと思うのですが
喉を傷めてしまうと後を引いてしまうので
アレルギーが出ているときは、やはり抑えめにする方が良いです。
そのほうが、本番まで声が保てる場合の方が多いです。
ただし、全く出さないのはそれはそれでダメです。適度に歌う。

声楽の練習ですが、声を出し続けるだけが練習ではなく
イメージトレーニングも大事ですので
楽譜を見ながら、または暗譜で、
最初から最後まで頭の中で歌いとおす
そして、言葉ですが、イタリア語が多いので、細かく言葉の意味を訳して
イメージしながら考えてみることもすごく大事です。
そのとき、情景など、色彩までイメージできると、膨らむと思います。

歌うことは表現ですが
音楽を表現する、ということは、具体的には楽譜が持つ感情を表現してあげることです。
オペラの演技と同じです。
演技ですが、なりきって歌わなければなりません。

自分じゃないものになる、というのは案外楽しいことなので
歌を楽しむって、そういう面もあるかなと思います。

みなさま体調には気を付けて、がんばってくださいね。




風が強く窓に吹き付けるたび
ちょっとビクビクしてしまう今日この頃です。

おやすみなさい。

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by despina | 2021-03-14 21:26 | 日記

声楽とピアノの教室をしています!ブログは日記中心です。教室についてのお問い合わせは、こちらまでどうぞ。despina0122@gmail.com


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